日本ノーベル株式会社

タッチパネルのリニアリティ(直線性)評価システムを製品化
- タッチパネルの押し圧計測、反応速度計測にも対応 -

日本ノーベル株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:鈴木祥夫、以下日本ノーベル)は、タッチパネルのリニアリティ(直線性)を評価するテストシステム(以下、タッチパネルリニアリティ評価システム)を製品化いたしました。既にメーカー数社に導入され、タッチパネル開発における品質評価に使用されています。
このシステムの特徴は、カメラを使用したタッチパネルの位置決めにあります。カメラと画像処理で基準位置を割り出すため、タッチパネルを高精度に操作可能です。
この他、押し圧のリアルタイム測定、オプションでタッチパネルの反応速度計測にも対応しています。

タッチパネルリニアリティ評価システムの主な特徴は以下の通りです。

カメラと画像処理で基準位置を算出
<カメラと画像処理で基準位置を算出>
タッチパネル リニアリティ評価用 検査軌道の例
<リニアリティ評価用 検査軌道の例>

●タッチパネルのリニアリティ(直線性)評価
タッチパネルの表面をロボットでなぞることで、タッチパネルのリニアリティ(直線性)評価を行います。基準位置をカメラと画像処理を使用して割り出すため、簡単に位置合わせができます。絶対位置精度0.1mmでタッチパネルの操作が可能です。

●リアルタイムの押し圧(圧力値)を表示
ロボット先端に取り付けたロードセルにより、高精度圧力値が測定可能です。押し圧(単位:N)をリアルタイムで表示します。

●タッチパネルの反応速度計測(オプション)
タッチ操作時の画面の応答時間を計測します。高速撮影が可能なカメラでロボット先端がパネル面に触れる瞬間を撮影し、タッチした瞬間から画面変化が始まるまでの時間を画像処理で計測します。

●その他の特徴
・簡単なスクリプトでオリジナルの検査軌道を作成
・複数機種のパネルを同じ軌道パターンで操作可能
・静電容量式、 抵抗膜式のタッチパネルなど、様々なタッチパネルに対応

ロボット制御用スクリプト
<ロボット制御用スクリプト>
操作ロボット
<操作ロボット>

関連ページ

タッチパネルリニアリティ評価システム 製品サイト

著作権表記

(C) 2012 Japan Novel Corporation

製品名表記

製品名: タッチパネルリニアリティ評価システム

日本ノーベル株式会社 概要(2012年3月末現在)

設立: 1980年4月9日
資本金: 1億円
代表取締役社長: 鈴木祥夫
従業員数: 120名
本社所在地: 東京都北区王子2-30-2
事業内容: ソフトウェア開発、システム開発などの各種サービス提供
会社ホームページ: http://www.jnovel.co.jp

日本ノーベルは独立系のソフトウェア会社です。ITで日本のものづくりを支える力になろうと1980年に創業し、以来FAシステムや計測制御など、産業分野の省力化、合理化ニーズに応えるトータルソリューションを提供してまいりました。近年は培ってきた技術力をベースに、ソフトウェアの品質改善に向けた「組込み機器自動評価システム」などのオリジナル製品を開発。ハードウェアに縛られないソフトウェアベンダーの特性を活かし、現場の実情に即した柔軟なソリューションを提供しています。

お問い合わせ先

日本ノーベル株式会社 営業本部 担当:増田
TEL:03-3927-8801 FAX:03-3927-8802
E-mail:salesjnovel.co.jp


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