製造管理システム Factory Conductor が
「IVIプラットフォーム2017」に選定されました

日本ノーベルの製造管理システム Factory Conductor が、一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)のリファレンスアーキテクチャ(IVRA)対応のプラットフォームとして選定されました。

IVIプラットフォーム2017

IVIプラットフォーム2017のリスト発表(2017年4月3日) - IVI公式サイト

IVIとは

「Industrial Value Chain Initiative(IVI)」は、各国のIoTによる産業革新に対して、ICTによる“日本的な”「つながる工場」の定義と実現を目指しているフォーラムです。日本国内の製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが多数参加しています。

フォーラムの目的

協調領域(各企業で共通のやりかた、あるいは共通にすべきやりかた)と、競争領域(各企業の独自技術で競争すべき領域)を切り分け、前者である協調領域をリファレンスモデルとして整理し共有することで、各企業の固有の技術が相互につながるしくみを構築することを可能とします。

これにより、広い意味でのものづくりが、それぞれの現場の垣根を越え、部門や組織の垣根を越え、企業や国や文化の垣根を越えてつながり、そこに参加したすべての人びとのバリューが相互に高まることを目指します。

引用 - IVI公式サイト「IVIとは」

IVRAとは

「Industrial Value Chain Reference Architecture(IVRA)」は、日本のものづくりにおける考え方も踏まえてIVIにより考案された、スマートなものづくりのためのリファレンスアーキテクチャです。
ドイツのインダストリー4.0における「RAMI4.0」、または米国のIICにおける「IIRA」に相当します。

IVRAは、IVI公式サイトで公開されています。

リファレンス・アーキテクチャーIVRAを構築(2016年12月8日) - IVI公式サイト

IVIプラットフォームとは

IVRAで定義される「ものづくりのためのプラットフォーム」です。
日本ノーベルの製造管理システムFactoryConductorは、IVRAに準拠して人(役者)、活動、モノ(IoT、機械)、情報(紙)等の目に見える世界(フィジカル世界)と、コンピュータ上で操作可能なデータとしてデジタル化された世界(サイバー世界)を連携させていく役割を担っています。併せて、「異なる業務やシステム間でデータを相互利用するためのしくみ」も提供します。

製造管理システム「Factory Conductor」について

Factory Conductorは、工場管理に必要な、生産ラインのデータ収集、トレーサビリティなどの機能を提供する、プラグインソフトウェア群です。 代表的な機能は品質トレースで、生産過程のデータ(実績)を生産過程に沿って収集します。 独立した機能としての利用だけでなく、上位システムと連携させ、現場管理の補間システムとしての利用も可能です。

Factory Conductor 利用イメージ

Factory Conductor 製品サイト