日本ノーベル株式会社

スイッチのオンオフなど、物理操作も自動化
テスト自動化ツール「QCWing」が小型協働ロボットと連携

日本ノーベル株式会社(本社:東京都北区、代表取締役:下山 到、以下日本ノーベル)は、小型の協働ロボットと組合せて、簡易な動作制御を可能にした、テスト自動化ツール「QCWing」の最新版をリリースしました。スイッチのオンオフ、軽い物の移動といった動作を、QCWingで手軽に自動化できます。

ロボットによる物理操作を追加することで、自動化の適用範囲が拡大

QCWing と小型協働ロボットの連携イメージ
QCWing と小型協働ロボットの連携イメージ

1. ICカードの読み取りや、プッシュ型のスイッチのオンオフなどを自動化

ロボットでICカードをカードリーダーにかざす動作が行えます。ボタンの押下も可能です。例えばスマートフォンの背面にカードをかざす動作や、スマートフォン側面にある物理ボタンを押下する動作を自動化できます。

※ロボットに操作させやすい形でスマートフォンを固定する必要があります。

2. ロボットの動作と、アプリケーションの操作を連続して実行

QCWingの自動テストシナリオ(自動操作用スクリプト)に、ロボットの動作を組み込めるため、アプリケーションの操作と連動したロボット動作が可能です。例えば、スマートフォンの電子決済アプリケーションを自動で操作し、決済画面になったらロボットでICカードをかざし、再度アプリケーションを操作して決済を終了する、といった一連の操作をQCWingで自動化できます。QCWingの画像判定機能を使用して、操作結果が期待通りの内容になっているか、自動で判定することも可能です。

アプリケーション操作とロボットによる物理操作を連携させた自動化の例
アプリケーション操作とロボットによる物理操作を連携させた自動化の例

3. 自動操作のシナリオは、マウスクリックとロボット本体のティーチングで作成可能

QCWingはタップ・ドラッグなど(操作対象がWindowsの場合はマウス・キーボード)の操作内容をテストシナリオとして記録します。 作成したテストシナリオに従いテスト対象のアプリケーションを自動操作します。マウス・キーボードで操作した内容がそのまま自動操作コマンドとして記録されるため、簡単にテストシナリオを記述することができます。

小型協働ロボットの動作はロボット本体を手で動かして、記録します。ロボットの動作とアプリケーションの動作を組み合わせた、テストシナリオを作成できます。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

日本ノーベル株式会社 営業本部 プレスリリース担当
TEL:03-3927-8801 FAX:03-3927-8802 E-mail:salesjnovel.co.jp

テスト自動化ツールQCWingについて

■ QCWingとは

QCWingはPCを外部から自動制御することで、アプリケーションのテストを自動化します。マウスやキーボードで行う操作をQCWingが自動で行います。表示された画面を比較判定するため、目視で行っていたGUIテストなども自動化することができます。

QCWingの自動化イメージ
QCWingの自動化イメージ
QCWingの特長
QCWingの特長

■ 製品名表記

製品名: QCWing

製品名読み: キューシーウィング

QCWing

日本ノーベル株式会社 概要(2021年6月末現在)

設立: 1980年4月9日
資本金: 1億円
代表取締役社長: 下山 到
従業員数: 149名
本社所在地: 東京都北区王子2-30-2
事業内容: ソフトウェア開発、システム開発などの各種サービス提供

日本ノーベルは独立系のソフトウェア会社です。ITで日本のものづくりを支える力になろうと1980年に創業し、以来FAシステムや計測制御など、産業分野の省力化、合理化ニーズに応えるトータルソリューションを提供してまいりました。近年は培ってきた技術力をベースに、ソフトウェアの品質改善に向けた「組込みソフトウェア テスト自動化システム Quality Commander」などのオリジナル製品を開発。ハードウェアに縛られないソフトウェアベンダーの特性を活かし、現場の実情に即した柔軟なソリューションを提供しています。

関連リンク

プレスキット

https://www.jnovel.co.jp/content/files/image-library/Presskit_QCWing_robot_01.zip

(画像はこちらからダウンロードいただけます。)


製品サイト:QCWing 製品サイト

https://www.jnovel.co.jp/service/qcwing/


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