Japan IT Week【秋】 IoT/エッジコンピューティングEXPOへのご来場ありがとうございました!

2025年10月22日(水)から24日(金)まで、幕張メッセにて開催されました「Japan IT Week【秋】 IoT/エッジコンピューティングEXPO」では、ご多忙の中、弊社のブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

今回は「開発と検証」をテーマに、組込み機器のテスト自動化から、車載TCUの検証、データセンターの環境監視、サプライチェーンのモダナイゼーションまで、多岐にわたるソリューションをご紹介いたしました。

本展示会ではNTTテクノクロス株式会社、NTTテクノクロスサービス株式会社にもご協力をいただき、
・自動化ソリューション - SAQA
・PCセキュリティ点検クラウドサービス - mieten
を共同出展いたしました。

展示内容に関しまして、ご興味やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

展示ソリューションのご紹介

組込みソフトウェア テスト自動化システム - Quality Commander

Quality Commanderは、簡単操作で高度なテスト自動化を実現する、組込み機器向けのテストシステムです。従来人手で行っていた車載機器やスマートフォン、タッチパネル機器などの検証を自動化し、テスト漏れを防ぎ、品質向上に貢献します。プログラミング技術は不要で、疑似画面でのマウスクリックにより、誰でも簡単にテストスクリプト作成が可能です。リグレッションテストや不具合の再現テストといった繰り返し行うテストに特に有効です。

Quality Commander 協働ロボットによる曲面UIのソフトウェア自動テスト

本展示では、協働ロボットに対応し、自動車のインパネなどで見られる曲面UIのソフトウェアテストを自動化するデモを実施しました。協働ロボットの活用により、より多様な操作が可能となり、幅広い機器の自動化が可能となります。

Quality Commander 直交型ロボットによるタッチパネルUIの自動テスト

Quality Commander 直交ロボットタイプによるタッチパネルUIの自動テストの様子です。ロボットがタブレットなどのタッチパネル機器の操作を人手に代わり実行し、正しく動作するかを検証します。

パネル

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組込みソフトウェア テスト自動化システム - Quality Commander

ソフトウェアテスト自動化ツール - QCWing

QCWingは、Windows環境全体を自動化できるロボットレスタイプのテスト自動化ツールです。ロボットの代わりにキーボードとマウスの操作を学習させることができ、Windows上で動作するアプリケーションであれば、使用言語を問わず自動操作が可能です。ソフトウェアテストだけでなく、RPAの自動操作としての役割も担うことができます。

ソフトウェアテスト自動化ツール QCWing

今回のデモでは、車載機器の検証で用いられるシミュレーションソフトをQCWingが自動操作し、実機とシミュレータの両方を丸ごと自動化できる利用例を紹介しました。

パネル

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ソフトウェアテスト自動化ツール - QCWing

車載TCUの検証/ユビキタスネットワークに向けたモバイル検証

日本ノーベルは2000年代からの携帯電話開発を通じて、無線技術に強みを持っています。この無線技術の知見を活かし、車載テレマティクスユニット(TCU)の検証サービスを提供しています。欧州をはじめ世界20か国での検証実績があり、基地局シミュレーターを活用した動作検証に加え、現地でのフィールド試験、不具合発生時の再現試験と原因調査・報告までをワンストップでサポートします。

また、携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信端末の第三者検証も手がけ、プロトコル検証からアプリケーションテストまでトータルに支援しています。今後は、NTN(非地上系ネットワーク/衛星通信など)やマルチプロファイルSIMといった次世代通信技術の開発にも積極的に取り組んでまいります。

車載TCUの検証

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車載・テレマティクス向け 無線通信検証サービス

携帯端末 評価検証サービス

CAN通信評価の自動化/カードリーダーモジュール評価自動化

組込みソフトウェアのテスト自動化環境構築の事例として、CAN通信評価の自動化およびカードリーダーモジュールの自動評価を模擬したデモを展示しました。これは、開発工数を削減し、「シフトレフト」のキーワードのもと、評価を前倒しで実施することで製品品質の強化を目指すものです。

本展示では、ECUを模擬したテスト対象と動的テストツールのDT+を組み合わせ、CAN通信の状態やパケット情報をテスト結果として活用する構成をご紹介いたしました。

【展示デモ使用機材】

  • テスト対象①:小型卓上マルチICカードリーダライタ XR08U-TI(ジーエルソリューションズ株式会社)
  • テスト対象②:CAN通信を行う制御ノード/応答ノード
  • 動的テストツール:DT+(ハートランド・データ株式会社)

パネル

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開発検証サービス

第三者検証 コンパイラ評価サービス

コンパイラ評価サービスは、お客様が開発にご利用になるコンパイラをお預かりし、不具合がないかを検証するサービスです。コンパイラに不具合があると、ソースコードが正しくても生成されるアプリケーションに不具合が生じる可能性があるため、開発前の検証が重要視されています。弊社は30年にわたり本サービスを提供しており、世界最大規模のテストスイートを用いてコンパイラの品質を評価します。特に、車載系や航空宇宙系など、不具合が発生した場合に影響が甚大な分野のお客様にご利用いただいております。コンパイラのリリース前検査や受け入れ検査にもご活用いただけます。

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第三者検証 コンパイラ評価サービス

DCIM データセンター温度監視・電流監視システム - iDCNavi

iDCNaviは、データセンター向けの環境監視システムです。サーバールーム内の温度、電流、電気錠といった要素を一括管理し、センサー類と連携させてその状態を見える化します。国内150棟のデータセンターや通信局舎での実績を持ち、電力モニタリングシステムとして効率的なエネルギー管理をサポートします。「計測」から「分析・レポート」までのプロセスをシステム化することで、トラブル予防やエネルギー最適化を実現します。また、データセンターだけでなく、オフィスや建物の電力盤の見える化にも対応し、入退館や顔認証など他社システムとの連携によるトータル監視も可能です。

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DCIM データセンター温度監視・電流監視システム - iDCNavi

サプライチェーンにおけるレガシーシステムのモダナイゼーション

本サービスは、サプライチェーンにおける調達・購買・生産の分野で、ボトルネックとなっているレガシーシステムの問題点を解消し、システムを刷新(モダナイゼーション)していくものです。まず、SBOM(Software Bill of Materials)を用いて現行システムの現状分析を行い、その診断結果をベースに、お客様のシステム全体像を考慮した上で、システムの置き換えや改善策を提案します。長年培った業務知識を活かし、様々なシステムをつなげていくことで、お客様のビジネス継続性確保とデジタルトランスフォーメーションを支援します。

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ソフト開発から見たSBOM脆弱性診断

SBOM脆弱性診断サービスは、お客様が構築したシステムのソースコードの脆弱性の有無を、ライブラリ単位でチェックします。診断結果に基づきスコアリングを実施し、お客様の状況に応じた具体的なシステムの修正方法や改善策を提案するサービスです。レガシーシステムに隠れた、情報漏洩などのセキュリティリスクとなる脆弱性を調査し、システムの置き換えなどを通じてリスクを解消することを目的としています。

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SBOM脆弱性診断サービス

散らばった情報を『利益を生む資産』に - intra-mart

本ソリューションは、AIとエンタープライズ・ローコードプラットフォームであるintra-martを組み合わせ、散らばった業務データを「利益を生む資産」に変えることを目指しています。エンドユーザーが自然文で必要なデータをAIに伝えるだけで、自動でSQLが生成され、データの抽出、参照、分析が容易になります。長年培ってきた業務知識と最新のAI技術を融合させ、現場課題の可視化から意思決定の高度化までを支援し、デジタルトランスフォーメーションの原動力となります。

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エンタープライズ・ローコードプラットフォーム intra-mart

物品購買システム - EPCUS

※intra-martは株式会社NTTデータ イントラマートの登録商標です。

出展概要

展示会名
Japan IT Week【秋】 IoT/エッジコンピューティングEXPO
日程
2025年 10月22日(水)~24日(金)
10:00~17:00
会場
幕張メッセ
主催
RX Japan株式会社
ブース位置
幕張メッセ 3ホール:小間番号 A11-20