DX推進セミナー ～デジタライゼーションのその先へ～

今回のセミナーのテーマは"辛口"です。
日本のDX推進の第一人者であり、経済産業省のDXレポート策定にたずさわった山本先生より、「今の仕事は3年後も存続しているのか? 5年後は? 10年後は?を自問し続けることが大事。本当の意味でのDXは今の仕事が無くなるとの危機感で臨む必要がある。変えなくてはならないという経営者の覚悟（マストの要求）が必要。」との話をお聞きしました。

日本のDXは、デジタイゼーション、デジタライゼーション、そしてデジタルトランスフォーメーションとステップアップする進め方が一般的になっていると思いますが、とかく「デジタル」がフォーカスされ、「トランスフォーメーション」が置いていかれているとの思いが私にはありましたので、山本先生のお話しは大変腹落ちする内容でした。

当社も社歴の中で「今の仕事が無くなる」産業突然死を幾つも経験してきました。半導体、家電、携帯電話とそれまで10数社いた取引先が数年で淘汰されてしまったのです。

経済産業省が、2018年に「DXレポート」を公表してから5年。DXの総括として、山本先生には現在のDX推進の課題と、企業の取るべき道筋、人材の育成について（辛口に）お話しいただきます。

また、現在「マストの要求」に取り組んでいる企業として、経済産業省からDX認定を受けた協和工業の小林取締役より、綺麗ごとではない「現場の取組み」についてお話しいただきます。協和工業様ではITに頼りすぎた痛い経験から、自分達で出来ることは自分達でと内製化を進められています。IT企業の当社としては耳の痛いお話しです。

当社はこれまでにコンパイラ評価サービス、携帯電話自動評価システム、トレカ自動査定システムなど世の中に「無いモノ」を生み出してきました。「マストの要求」に直面し、本当に困っているお客様の問題を解決するため、お客様のデジタル推進にどのように関わっていくのかお話しさせていただきます。

日本ノーベル株式会社
代表取締役
下山　到

プログラム

15:00～15:05	ご挨拶
15:05～16:05	DXの本格展開に向けて 名古屋国際工科専門職大学 情報工学科　学科長　教授 山本 修一郎 氏
16:05～16:35	NKS全体最適化　～入口から出口まで～ 協和工業株式会社 取締役 小林 英治 氏
16:35～17:00	お客様のDX実現に向けて ～世の中に無いモノへの挑戦～ 日本ノーベル株式会社 代表取締役 下山　到

開催要項

セミナータイトル	DX推進セミナー ～デジタライゼーションのその先へ～
開催日時	2024年1月26日(金) 15:00～17:00
主催	日本ノーベル株式会社
開催方法	オンライン開催
参加費	無料
定員	100名