CoSyコンパイラ開発システム

DSPについて

DSPの特徴

  • リアルタイムの高速処理が可能な半導体チップ
  • 携帯電話、カーナビ、デジタルテレビなどで主に使用
  • アセンブラを使ったプログラミングが一般的

世界に40以上のカスタマー、パートナーをもち、DSP、NPU、RISC、VLIWや8/16/32ビ ットマイクロ・コントローラなどの幅広いアーキテクチャを対象に、高品質、高性能なコ ンパイラ開発の成功に貢献しています。

DSPが必要な理由

背景

  • アルゴリズムの複雑化
  • 早い市場の変化 (例、携帯電話の新機種投入)
アセンブラの問題点 DSP-Cの利点
  • 複雑な機能を書くのは厳しい
  • アルゴリズムが複雑
  • 他の機器に再利用するのが困難
  • 移植に時間がかかる
  • Cと同様に書ける
  • 再利用可能
  • 短時間で移植可能
  • 担当者以外でも理解し易い

DSPのメリット

  • DSPプラットフォームを超えたソースコードの移植が可能
  • ISO規格化による標準化
  • DSP-Cコンパイラの優れた最適化効率

メディアンフィルタプログラムによる実行時間比較

DSP-Cの標準化

固定少数点型
  • データ型:_Fract型と_Accum型
  • サイズ:short/longを各固定小数点データ型で使用可能
  • ビット数:小数部及び整数部を各実装により規定
[_Fract]
short_Fract 15
 _Fract 15
long _Fract 31

[_Accum]
short_Accum 8 15
 _Accum 8 15
long _Accum 8 31
saturation
  • オーバーフロー時に有効範囲内に補正する
_Sat_Fract a,b;
a = 0.5r;
b = 0.5r;
a += b;
分割メモリ空間
  • 一般的な標準名:__X, __Y
  • 演算の高速化が目的
  • 制約は多いが、DSP固有のメモリ空間を有効利用するコードを出力するのに使用される