タッチパネルの表面をロボットでなぞることで、タッチパネルの直線性(リニアリティ)評価を行います。カメラと画像処理を使用して基準位置を割り出すため、簡単に位置合わせができ、タッチパネルを絶対位置精度0.1mmという高精度で操作できます。また押し圧の測定が可能で、リアルタイムの圧力値を表示します。
タッチパネルの角を基準として座標を割り出すため、取り外した評価対象機器を再設置した場合でも、同じ座標で高精度に操作できます。また、形状の違う複数機種のタッチパネルであっても、制御スクリプトに変数を用いることで、同じ軌道パターンで操作できます。 登録した基準位置(タッチパネルの角座標)は、機種毎に環境設定ファイルへ保存でき、簡単に切替え可能です。
タッチパネル操作の基準位置(タッチパネルの角座標)は、カメラと画像認識を利用して簡単に登録できます。
基準位置は高精細カメラで計測して割り出すので、絶対位置精度で0.1mmの検出精度という、目視では不可能な高精度ティーチングが可能です。絶対位置精度により、2点間の相対的な位置出しだけでなく、パネルの角を基準にした絶対的な位置出しが可能になります。
ロボットの制御は「テストシナリオ」というスクリプトで行います。ロボットの操作コマンドは、マウスクリックで入力できます。
検査軌道や操作速度などをカスタマイズした、オリジナルのテストシナリオを簡単に作成できます。
高速撮影が可能なカメラ(100fps~)でロボット先端がパネル面に触れる瞬間を撮影。ロボット先端が面に触れた瞬間から画面変化までの時間を画像処理で計測。
本用途用にカメラが別途必要になります。
※タッチパネルの反応位置座標を取得する仕組みが別途必要になります。
操作ロボット |
|
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
先端プッシャ |
静電容量式、 抵抗膜式のタッチパネルなど、様々なタッチパネルに対応
低い静電容量から測定可能な高精度先端部品 |
||||||
パネル固定冶具 |
|
||||||
カメラ | 直交ロボットに固定された、座標計測用 カメラでパネルを撮影し角座標を計測 | ||||||
ロードセル
(荷重センサ) |
|
質問、資料請求、お見積など
お気軽にお問い合わせください。
ファイルサイズ 0.5MB