ロボットが携帯電話のボタンを押し、遷移する画面をカメラで撮影することで、人海戦術で行っていた携帯電話の実機によるソフトウェア検査を自動化します。
QCLiteはフル版Quality Commanderと同じ操作性でシナリオも共有できます。簡易な設定とノートパソコンを使った省スペース仕様で手軽にテスト自動化が始められます。また、 画像判定を標準で搭載しており、画面表示の確認作業も自動化できます。
ロボットは集中力を持続できない時間の掛かるテストや、繰り返し行うことが多いテストを特に得意としています。 24時間連続稼動することができるので、夜帰り際にテストシナリオを実行させて帰宅すれば、翌朝テスト結果をチェックできます。
ロボットのサイズ、重さは従来の約2/3になりました。ノートPCとの組合せで持ち運びもしやすくなり、場所を変更する試験(弱電界試験など)でも楽に移動させられます。
テスト結果はHTML 形式で保存され、ブラウザで確認することができます。CSVファイルも出力しますので、Excelでテストデータを管理することも出来ます。
フルスペック版のQuality Commanderと同じ操作性でテストシナリオも共有できます。Quality Commander側からREMOTEコマンドによりQCLiteを操作でき、端末対向試験の自動化も実現できます。
Quality Commander (フルスペック版) 製品サイト
携帯電話のボタンにボタンを押すレリーズを対応させます。カメラはキャリブレーショ ンなどの細かい設定なしで、そのまま使用できます。
テスト手順をシナリオに記述します。Quality Commanderと同じようにマウスクリックだけで記述できます。擬似画面上に表示されるボタン枠をマウスでクリックするとそれに該当するボタンが実際に押下されます。
テストシナリオに従ってロボットが携帯電話のボタンを押します。遷移する携帯電話の画面をカメラで撮影し、画像ファイルに保存します。結果はHTML形式のファイルで出力され、ブラウザで確認できます。
テスト実行で保存された画像ファイルの期待値と実測値が同じであるかどうか自動的に比較します。高精度な画像判定で小さな文字のドットとカンマの違いを見分けることができます。
実行内容の記録 |
操作内容はCSV、HTML形式ファイルに記録
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自動静止画判定
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静止画判定(STILL判定)のみ
※サーチ判定、動画判定、OCR判定などは使用不可 ※高精度静止画判定(オプション)…期待値にずれが生じても高精度に自動補正 |
外部機器制御
(オプション) |
安定化電源装置の制御に対応 |
ハードウェア |
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ソフトウェア |
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サービス |
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マニピュレータは PUminiBOX も対応しております。PUminiBOXを使用することでボタンを有する様々な機器の操作を行うことが可能です。QCLite版 PUminiBOXについての詳しい情報はお問い合わせください。
プランジャーユニット、PUminiBOXのハードウェア情報はこちら
分類 | 対応コマンド |
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マニピュレータ操作 | S、F |
画像取得 | PIC |
制御構造 | CALL、FOR、UNTIL、WHILE、IF、CONTINUE、BREAK、STOP、EXIT、WAIT、RESULT |
変数 | SET |
外部コマンド | EXECUTE |
自動判定(静止画) | STILL、STILLTIME、STILLCOUNT |
電源制御コマンド(オプション) | CONNECT、DISCONNECT、SEND、STATUS |
レンタルは4ヶ月からとなります。
QCLite | Quality Commander | |||
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環境設定ファイル作成 | ◎ | カメラキャリブレーション不要 | ◎ | |
シナリオ作成 | ○ | コマンドを限定 | ◎ | |
ロボットによるボタン押し | ◎ | ◎ | ||
カメラで画像撮影 | ◎ | ◎ | ||
自動判定 | △ | 静止画判定(STILL判定)のみ
※サーチ判定、動画判定、OCR判定などは使用不可 |
◎ | |
判定内容の記録 | ○ |
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◎ | 全てデータベースに記録 |
外部機器制御 | △ | 安定化電源装置のみ
(オプション) |
◎ |
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