UnitPORTERはWebベースのラックマネージメントシステムです。データセンターのサーバ管理、ファシリティ管理に必要な情報を一元管理し、共有できます。
UnitPORTERではデータ項目のカスタマイズに対応しており、用途に応じた管理項目をご提供できます。例えば、機器にインストールされているソフトウェア情報なども登録可能です。ハードウェア構成を詳細に記録することで、棚卸作業などを効率化します。
情報種別 | 管理項目の例 |
ラック情報 | 搭載可能ユニット数、耐荷重、電源容量、利用状況 |
ユニット情報 | 搭載位置、担当者情報、メーカー保守期限、LAN設定 |
ソフトウェア情報 | OS、データベース、バージョン、ライセンス期限 |
利用者情報 | ユーザー情報、企業情報 |
その他 | マニュアルPDFへのリンク、メーカーHPへのリンク |
ヒストリ | 作業ログ、アラーム表示履歴 |
ネットワーク、電源ケーブルなど機器同士のポートを紐付けします。紐づけられたポートを選択すると、接続先の機器が表示されます。
UnitPORTERはブレードサーバーの管理に対応しています。ブレードサーバーに収められた各ブレードについて、それぞれの情報を登録することが可能です。
また、小型のルータや外付けHDDなど、ラックマウントタイプでない機器が1Uに複数配置されている場合も、この複数登録の機能を使用して管理することができます。
ユニット情報にマニュアルPDFや、製品サイトのURLなどを紐付け、クイックランチャーで開くことができます。必要な情報をすぐに取り出すことができ、トラブル発生時や問い合わせに対し、素早い対応が可能です。
UnitPORTERでは機器の移動や追加などの操作ログを記録しています。担当者の引継ぎ時など、過去の作業内容をさかのぼって確認できます。
ハード、ソフトのライセンス切れが近づいている機器や、ラックの契約状態などを、一覧表示することができます。また、ラックの耐荷重、電源容量を管理でき、容量を超えた場合はアラーム画面でお知らせします。
サーバールームのラックの配置を表示したフロアマップから、ラックを選択できます。また、ツリービューからはデータセンターのロケーション、フロア、ラックを選択できます。
オプションで、フロア配置図エディタもご用意しています。フロアに配置されたサーバーや空調機など、平面図に配置するオブジェクトのレイアウトは、専用のエディタで編集できます。
また、日本ノーベルでは平面図の作成依頼もお請けしています。
詳しくはお問い合わせください。
機器のレイアウト情報はマウス操作で編集できます。機器を別のラックに移す際、移動後の合計荷重を表示するので、簡易な配置シミュレータとして利用できます。
ラック内の機器イメージ画像は、あらかじめ用意された画像ストックから選択することができます。この画像ストックは、ユーザーが作成したオリジナル画像を追加することもできます。
UnitPORTERは柔軟な機器の管理が可能です。例えばハウジングサービスを利用し、データセンターに預けているサーバーと、オンプレミス(自社運用しているシステム)のサーバーを、まとめて管理することができます。
作業時間が短縮し、社内サーバー管理者の負担を軽減
社内サーバールームのラック内機器を管理するため、UnitPORTER スタンドアロンタイプを導入されました。
サーバー側 | |
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OS | Windows Server 2016(推奨) |
Webサーバソフト | IIS 7.0以上 |
クライアント側 | |
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Webブラウザ | Google Chrome |
Google Chrome は、Google Inc.の商標です。
Excel は米国 Microsoft Corporation およびその関連会社の商標です。