ドキュメント検証サービス

ドキュメント検証とは?

一般的な「ドキュメント検証」は、仕様書・設計書・取扱説明書などの曖昧な記述や抜け漏れを見つけ出し修正することで、ドキュメントの品質を向上させ、認識のずれによる手戻りを防ぐことを指します。

特に弊社では、海外の製品を日本市場に導入する際の取扱説明書や注意文書を対象に、誤記をなくし自然な日本語にすることで、海外製品に対するユーザーの信頼感を高めるサービスを得意としております。

ポイント

  • 取扱説明書の誤記をなくします。
  • 取扱説明書の表記を日本人にとって自然で分かりやすい文章に変更します。
  • 実機の動作も合わせて検証しますので、スクリーンショットの間違いも発見できます。
ドキュメント検証サービス 提供範囲

本サービスは、ドキュメントを参照しながら実機を操作するため、製品の最終的な動作確認の役割も果たしています。ドキュメントに記載された手順と実機の動作が一致していることが確認でき、製品の品質向上につながります。

対象機器
  • スマートフォン
  • Wi-Fi端末(ポケットWi-Fi)
  • Bluetoothイヤホン
  • ウェアラブル端末
  • スマートウォッチ

※実績のある機器を掲載しています。上記以外の機器であっても、お問合せください。

対象ドキュメント
  • 取扱説明書
  • クイックスタートガイド
  • 使用上の注意文書
など
対応言語

英語 → 日本語

※原文が英語以外の場合であってもお問い合わせください。

前提条件

対象ドキュメントは日本語化されたものをご用意ください。

※外国語ドキュメント全体の日本語翻訳は製品仕様に影響するため、本サービスの対象外となります。

ドキュメント検証の作業の流れ

STEP 1

対象ドキュメントと対象機器をお預かり

お預かりするドキュメント例:

  • 取扱説明書(英語版/日本語版)
  • クイックスタートガイド

※開発時の仕様書や基本設計書もご提供いただけると、より詳細な検証が可能です。

STEP 2

実機を操作しながら対象ドキュメントの文言と実機に差異がないか確認

  • 実機を使ったドキュメントの妥当性確認
  • わかり易い日本語翻訳(意訳)
  • ユーザー観点に基づいた指摘
STEP 3

検証結果をレポートにまとめ提出

  • 第1校、第2校、最終稿の計3回確認

実機を使ったドキュメントの妥当性確認

実機を使用してドキュメントの妥当性を確認します

ドキュメントに記載された手順に従いながら実際に端末を操作し、端末の動作がドキュメント通りであるかを確認しますので、ドキュメントと実機の間に存在する細かい不一致を特定することができます。

例えば、取扱説明書に記載されているアプリケーションのバージョンと、実機にプリインストールされているアプリケーションで表示されるバージョンの違いなどがあります。マニュアルに記載されたバージョンが「00.01.00.debug」と明示されている場合、実機のアプリケーションに表示されたバージョン番号が「00.01.01.Release」と異なる場合には、差分があることをご指摘します。

実機の不具合検証も兼ねたサービスです

ドキュメント検証は、製品リリースの最終確認として重要な役割を果たします!

ドキュメント検証の担当者は第三者検証の知見を持っており、不具合が疑われる動作もご報告いたします。また、ドキュメントを参照しながら実機を操作するため、製品の最終的な動作確認の役割も果たしています。ドキュメント検証が主体のサービスであるため、主にドキュメント内で見つかる不具合に限られますが、製品の品質向上に役立ちます。

例)
操作中のアプリケーションが突然落ちる
画面の動線が明らかにドキュメントと異なる
など

外国語ドキュメントの日本語翻訳化支援

翻訳文の不自然さからくる違和感を取り除きます

翻訳によく見られる「てにをは」の誤りによる語句の不自然なつながりを調査し、改善案を提案します。操作対象の主体(主語)と期待される動作(述語)が明確な文を提案し、簡潔で読みやすい表現をお届けします。

統一感のある読みやすい文章を提案します

名詞や動詞などの表現を統一し、ドキュメント全体に統一感のある読みやすい文章を提案します。表現を統一することで、異なる表現によるユーザー(読者)の混乱を防ぐことが期待できます。

ですます調によるユーザーフレンドリーを目指します

「ですます調」に整えた文体を提案することで、ユーザー(読者)との親しみやすさを高めることができます。

ユーザー観点に基づくドキュメント検証

固定観念を排除したユーザーフレンドリーな文章を提案します

操作説明の前提や範囲などの条件が適切に記載されているか確認し、ユーザーがそのセクションを読んで目的を達成できるかどうかを基準として検証します。さらに、必要に応じて改善案を提案します。前提条件などを適切に記載し、ユーザーが迷わず操作を進められるようにすることで、サポートへの問い合わせを削減できます。

実用に沿った表現であるか検証します

複雑な条件が必要な操作については、それを代替する簡単な手順がないか調査し、提案いたします。実用的な操作手順を提供することで、ドキュメントに起因するユーザーエクスペリエンスの低下を防ぐことを目指します。

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