事例3 医療機器メーカー

ばらばらだった管理
→異なる管理システムを統合、担当者の作業負担を大きく軽減
【導入の背景と目的】エネルギー情報管理システムの効率化を図る

医療機器メーカーのC社では、メーカーによって通信機能が異なるため、それぞれのメーカー毎にパソコンを設置し、エネルギーデータを管理していた。 それら複数のデータを一元管理することを目的にField Navi Systemが採用された。
導入前は、収集したデータをEXCELで編集し作成していたため、担当者の作業時間も膨大であった。


【導入内容】複数のエネルギー情報を一元管理

異なるメーカーの機器は、メーカーに合った通信線を使用しPLCで情報を収集することで、バラバラだった情報を集約する事に成功。お客様の問題は一気に解決した。
全工場の異なるエネルギー、水、蒸気、エアー、電気、必要なデータがいつでも取り出せる様になった。

システム構成図

【導入効果と今後の展開】保全活動までバックアップ

いままで担当者がEXCELで作成していた点検日誌、エネルギー月報などはField Navi Systemにより自動で作成できる様になり、担当者の負担は軽減した。
クライアント端末を現場に置いたことで、作業者が温度を常に監視し、細かく調節できるようになり、空調に使用する電力の削減を実現。
温度に異常があれば警報が出るようにし、異常時の対応を即座に行えるよう保全活動をバックアップした。
今後は、既設中央監視システムで取り込んでいる情報をField Naviに取り込み、より充実した監視システムへの発展を計画している。