Japan Novel 40th Anniversary

Scroll

日本のものづくりを支えて、40年。

世の中にはまだない独創的な製品、
サービスを送り出したい。

そんな思いを込めて、
「新しい」「珍しい」「奇抜な」という
意味を持つ「NOVEL」を社名に冠して
創業したのが1980年。

以来、私たちはFAシステムから計測技術まで、
日本のものづくり産業をIT技術と
独自のアイデアで支えてきました。

これからも、お客さまに寄り添いながら、
時代を切り開く情報技術をお届けしていくために。

皆様とともに歩んできた
この40年間を振り返りながら、
少し先の未来を描いてみました。

40年の歩み日本ノーベル アイデアの歴史

1980
1980

日本ノーベル株式会社 創業

FA、計測制御など、
産業用ソフトウェア開発を
専門とする会社としてスタート。

当時のオフィスの様子

1982

CAD/CAMシステム
「ADMS DIE MASTER」販売開始

プレス金型の設計・製造を支援するシステム。
型研精工社と共同開発による
当社初の自社製品でした。

1985

臨床検査情報システム
「CLININET」

1988

ココム非該当品目検索システム
共産圏向け輸出規制対象外
電子部品検索ツール

「公表リスト検索システム」の
前身となるシステムの販売を開始しました。

1980-1990

これからは、ソフトの時代。

1980年4月9日、神田駅からほど近いビルの7階で、4名でスタートしました。創業メンバーの多くは、メーカー系列のソフトウェア会社から集結した技術者。当時はまだ、ハードウェアが主流でソフトウェアはあくまでもそのおまけ。けれども、近い将来、ソフトの時代が必ずやってくる。そう考えた創業メンバーが自分たちで資金を出し合い、日本ノーベルを立ち上げたのです。独立系IT企業の道を選んだのは、特定のメーカー系列、ユーザー系列ではなく、仕事の幅を広げてこそ、技術の蓄積ができると考えたから。当時の夢は「システム開発を主力とした、業界トップクラスの総合IT企業」になることでした。折しも1980年代半ばから日本は好景気に突入。日本ノーベルもまた、順調に業績を伸ばし、会社の規模を拡大していきました。

当時を知る社員の声

「いってみたの。やってみたの。」が当時掲げていた社是。口に出して言ってみて、現場に直接行ってみて、失敗してもいいからどんどん新しいことに挑戦しよう。当時から、そんな風土が根付いていました。仕事の後もエネルギッシュで、「2本飲ーめる」という合言葉があったほど、お酒をこよなく愛する社員が多く、100号以上続いた社内報「月刊ノーベル」でも必ず近所のおすすめ居酒屋が紹介されていました。

1990
1991

本社を北区王子に移転

神田から現在の王子本社に移転。

1991

テレワークサービス(SELA)
事業開始

結婚、育児、介護などで現場を離れた
女性エンジニア向けの
テレワークサービスをいち早く導入。

1995

コンパイラ評価
サービス販売開始

膨大なテストプログラムをコンパイル、
実行し、不具合を解析。
同ソリューションは、
のちに業界標準になりました。

1991-2000

ノーベル独自のものをつくろう。

Windows95の発売と、インターネット接続の開始により、ネットワークが一般に広く浸透した時代。コンピューターのスペックが急速に上がり、開発環境もめまぐるしく変わっていきました。当時はまだ受託開発がメイン。半導体製造分野、医療系分野、電力系分野など、さまざまな領域において開発支援を行なっていました。そんな中でも、社員の胸の内にあったのは「日本ノーベル独自のものをつくろう」という想い。その当時、お客様のご要望をもとに開発した「コンパイラ評価サービス」は、日本ノーベル独自のサービスとしてお客様から支持を集め、その後グローバルシェアNo.1へと成長していきます。また、10期を超えて会社としても徐々に体制が整い、教育制度も充実。この当時盛んだったシリコンバレー研修では、社員数名が2週間程度、現地のIT企業を視察し、最新の技術情報を学んでいました。

当時を知る社員の声

ご存じない方がほとんどだと思いますが、インターネットが出始めの時期、地元に広めようとインターネットカフェ「ノーベルPlaza」というお店を開きました。場所は、現在本社があるビルの一階部分。オープンしたはいいものの、まだパソコンもマウスも触った事が無い方が多く、来店する人もまばらで、開発業務のかたわら社員が店番をするような状態。時期尚早だったのか、あえなく閉店することになったのですが…。「面白そう、やってみよう」というノーベルらしい出来事として、記憶に残っています。

2000
2001

携帯電話自動評価システム
販売開始

従来人手でテストしていた
携帯電話の動作確認を自動化しました。

2001

電力・フィールド情報管理システム
「Field Navi system」販売開始

2003

Web調達・購買システム
「EPCUS」販売開始

資材調達や部品・備品の発注など、
購入依頼から見積、発注、検収まで、
購買業務をサポート。

2003

携帯端末のキャリア
IOT事業を開始

携帯電話、スマートフォン、
Android端末、通信モジュールなど、
携帯端末の評価検証をトータルで支援。

2004

組み込みソフトウェアテスト
自動化システム
「Quality Commander」
販売開始

携帯電話・カーナビ・タッチパネル・
デジタル家電などの
組込みソフトウェアのテストを自動化。

2006

環境データ統合管理システム
「EcoLyzer(ECOMIX)」販売開始

CO2排出量、エネルギー使用量、
廃棄物処理量など多拠点の環境データを
一元管理を実現。

2008

データセンター環境監視システム
「iDCNavi」 販売開始

データセンターの機器の電流や温度などを
リアルタイム監視。国内でのべ3万ラック、
7万ポイント計測の実績があります。

2009

携帯電話勤怠管理システム
「ActView」販売開始

タイムカードの代わりにスマートフォンや
携帯電話で出退勤などの勤怠管理を実現。

2001-2010

新たなビジネスチャンスを求めて。

フィーチャーフォン全盛期のこの時代、日本ノーベルが世に先駆けて開発したのが携帯電話自動評価システム。過去にもテスト自動化の波はありましたが、実機のボタンを押下し、画面をカメラで撮影して、自動判定する方法を成功させた例は国内初。テストの全自動化を実現させた画期的なシステムとして、メディアからの取材を受けるなど、多くの注目を集めました。この時代はWeb購買システム「EPCUS」や、データセンター環境監視システム「iDCNavi」など、数多くの自社製品が生み出されました。独自のアイデアで日本ノーベルならではの製品をつくろうという機運がますます高まり、若手技術者が新しい技術に挑戦する土壌ができあがっていったのです。情報技術の進歩にあわせて、新たな製品の研究開発に力を入れていました。

当時を知る社員の声

携帯電話自動評価システムは、現会長が携帯端末メーカーを訪れた際、100人規模の人手を集めてテストをしているところを見て、自動化を提案したのがきっかけ。同様の製品が他になかったため、当時は携帯端末を固定する治具を手作りでつくるなど自前で開発を進めていました。私も開発者として取材を受け、情報番組「トレたま」に出演したのはいい思い出です。この時培った技術が、組込みソフトウェア自動テストシステム「Quality Commander」にも繋がっています。

2010
2010

サーバーラック管理システム
「UnitPORTER」販売開始

データセンターのサーバ管理、
ファシリティ管理に必要な情報を
一元管理。

2010

ソフトウェア自動テストツール
「QCWing」販売開始

現在は、
テスト自動化ツールとしてはもちろん、
業務を自動化するRPAツールとしても
利用されています。

2012

Androidアプリ
自動テストツール
「QCWing for Android」
販売開始

2013

トレカ自動査定システム
「ピタカ」開発

画像処理による精度99%の
高速査定を実現したシステム。
株式会社トレカラボと共同で開発しました。

2013

製造実行システム
「Factory Conductor」販売開始

製造の進捗や滞留状況、
不良品がどのように製造されたのか、
といった、製造の実態を見える化。

2015

関西支社設立

京都市・中京区に関西支社を
設立しました。

2020

「Factory Conductor」
クラウド版 販売開始

製品の一品管理を手軽に始められる、
製造実績収集ツール。
Webブラウザで確認できるため、
システム導入がスムーズになりました。

2011-2020

幅広いニーズに応えて、製品が多彩に。

携帯電話の初期から無線通信関連の開発に携わっていたことから、スマートフォンの普及によって、端末メーカーや、キャリア向けの携帯端末検証サービスの需要が増加。製造現場では見える化の動きが広がり、製造実行システム「Factory Conductor」の開発につながりました。また、高度な画像処理技術を応用したトレカ自動査定システム「ピタカ」も開発。製品はますます多様化していきました。2010年代はお取引先も多様化していった時代。東日本だけでなく西日本のお客様に対してもアプローチができるように新たに関西エリアに拠点を設置。国内のお客様のみならず、日本に参入する海外のお客様からの引き合いも、増えてきています。

また、2019年には鈴木前社長(現会長)から下山社長へ、社長交代も行われ、新たな体制のもと、組織再編や業務環境の改善が進められています。

当時を知る社員の声

本社以外の初拠点となる関西支社を設立したのは、35周年を迎えた2015年。営業メンバーのみの2名体制で始めた関西支社も、2020年現在では技術メンバーを含めて10名にまで増え、お客様の幅広いニーズにお応えできるようになりました。また、35周年の際には周年記念の沖縄旅行も開催。社員だけでなくご家族の方にも参加していただき、現地懇親会で親睦を深めることができたことも、印象に残っています。

2020
あくなき探求はこれからも続きます

未来をひもとくキーワード未来をひもとくキーワードFuture of Japan novel

キーワード1

5G

スマートフォン以外に、工場や自動車といった多様な産業用途が見込める5G。工場向けのローカル5G や、自動車向けのテレマクティスは、最優先で注力していく分野。5Gに応じた既存製品、サービスの拡充を進めていきます。

キーワード2

つながる工場

IoT活用の動きが広がる製造業。「つながる工場」を実現させるために、大量のデータを「見える化」するニーズは今後も高まっていくでしょう。当社もローカル5Gを取り入れて、製造実行システム(MES)のさらなる向上を目指します。

キーワード3

AI×
マシンビジョン

AIを活用した画像処理技術を用いたスロットマシン自動テストシステムが、当社としてはAI×マシンビジョンの初の取り組み。工場の自動化を推進するマシンビジョンは今後も継続して注力する分野の一つです。

キーワード4

RPA

RPAツールの導入によるデスクワークの代行・自動化も、今後さらなる需要が見込める分野。エンジニア向けに展開している既存製品も、より優しいルック&フィールに変えていくことで、RPAの切り口で展開できるように開発を進めます。

キーワード5

DXデジタル
トランス
フォーメーション

ビジネスや働き方はデジタル化によって変革していくことが期待されています。工場やオフィスなどの現場とハードウェアからクラウド、Webシステムまで 日本ノーベルの幅広い技術と経験を活かして皆様の変革の一助となります。

代表からのメッセージMessage

「日本一の中小企業」をめざして。

おかげさまで当社は、2020年4月に40周年を迎えることができました。日本ノーベルのこれまでの歴史は、お客さま一社一社に寄り添いながら、社員一人ひとりが切磋琢磨して生まれた技術とアイデアの歴史です。グローバルシェアNo.1や、国内シェアNo.1のシステムがいくつもあるのは、よそがやりたがらないような難しい仕事や大変な仕事ほど果敢に挑戦して、独自のノウハウを培ってきたからこそ。次の10年は、新たな領域に向けて個々の挑戦がより一層求められることでしょう。2030年、50周年という節目を迎える際には、「日本一の中小企業」になっていたいと私は考えています。日本一の製品、サービスがたくさんあり、日本一エンジニアが働きやすい中小企業。そんな姿をめざすために、40年という歴史に甘んじることなく、これからも社員一同、心をあわせて、NOVELな製品、サービスを次々にお届けしてまいります。

代表取締役社長

下山 到