X社では、自社の複数の部門からの購入依頼を、購買担当者が表計算ソフトを使って集計し、発注していました。しかし、品目が多岐にわたり、件数も数万件と膨大なためまとめるのが大変で、事務量はかなりのものでした。また、過去に購入したものと、同一のものを発注する際に、前回の購入価格や過去の発注履歴を調べたくても、検索手段がありませんでした。
同一のものをまとめきれず、数回に分けて発注したために、仕入れ価格が変わってしまったり、発注漏れなど、いくつかの問題を抱えていました。
EPCUSの導入により、膨大な購入依頼を品目別に自動集計できるようになりました。これにより、同一品目のまとめ発注が可能となり、安価な仕入れが可能となりました。
過去の発注データから、以前に購入した際の最安値を検索するようにしました。サプライヤとの価格交渉に活かすなど、戦略的な購買ができるようになったと、EPCUSの導入効果を高く評価していただきました。
今まで、担当者が不在の時は、事務処理が滞りがちでしたが、代理権限者が処理できるようにしたため、購買業務がスムーズに機能するようになりました
業種 | 半導体装置メーカー |
購買品目 | 資材・部品調達 |
システム導入目的 | ・膨大な注文のスムーズな処理
・数万件の注文を自動集計 ・過去データを効果的に利用 |
カスタマイズ内容 | ・まとめ発注(購入依頼を品目別に自動集計)
・過去データから最安値を検索 ・担当者不在時の代理者承認システム ・購入依頼のバッチ登録 ・電子図面や仕様書を添付(ペーパーレス化) |