カーナビ・カーオーディオ・PNDなどの車載機器を自動評価するシステムです。ロボットが自動でボタン操作・タッチパネル操作などを行います。テストの実行結果は画面・音声の自動判定で簡単に確認することができます。
カーナビやカーオーディオには、ボリュームなどのダイヤル回しは欠かせません。
Quality Commanderの6軸ロボットを用いて、タッチパネルの押下はもちろんのこと、ダイヤルを掴んで回す動作もテストシナリオに組み込んで自動化します。
タッチパネル操作のピンチイン/ ピンチアウト/ 回転などのマルチタッチの動作テストが可能です。
6軸ロボットがCDの出し入れを自動で行います。これにより、評価対象機器のテストと合わせてCDの出し入れを自動で行うことができます。
テストの途中でUSB挿抜が必要になった際に、挿抜のモジュールを追加することができます。 例えば「カーナビを操作した後に音楽ファイルを入れたUSBデバイスを挿し、カーナビが認識したかどうかを画面判定する」といった一連の流れを、システムを停止することなく、自動化できます。
CANインターフェイスを持つ車載機器の開発や検証に多く使用されているCANシミュレータとの連携テストを行うことができます。
Quality CommanderからCANシミュレータを直接制御することで、カーナビ本体だけでなく、シミュレータを含めた自動化を実現します。
CANシミュレータは、Vector Informatik GmbH 社「CANoe」との連携実績があります。
カーナビやカーオーディオへ供給する電源のコントロールもシナリオ化します。 今までテスト担当者が行っていた動作を自動化することができ、電源変動試験の自動化に大きな効果を発揮します。
プログラマブル電源との連携テストは、カーナビやカーオーディオなどの車載機器に限らず幅広くご利用いただいております。
人の話し言葉を対象とした判定を行います。カーナビの音声案内など多国語対応した組込み機器のマルチランゲージ試験の自動化を実現します。
ナショナルインスツルメンツ(NI)のプラットフォームを活用した電装品の統合自動試験環境の一部にQualityCommanderが採用されました。
マツダ様の統合自動試験環境ではHILSだけでなく、ロボットや音声合成システム、GPSシミュレータなどの様々な要素を、豊富なエコシステムを通じて実現しています。
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