組込みソフトウェアテスト自動化システムQuality Commanderの基本システムソフトウェアです。
▲ ティーチング画面
ソフトウェアインターフェースにより 、ロボットに直接触れることなくPC画面からマウス操作だけでロボットを操作することができます。評価対象機に合わせて最適なタイプのロボットをご提案いたします。
3軸直交ロボット | 可動範囲が広く、様々なサイズの機器に対応 |
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スカラロボット
(水平多関節ロボット) |
携帯電話やタッチパネル操作に最適 |
6軸ロボット | 掴む、回す、斜めから押すなどの複雑な操作に |
プランジャーユニット | 複数ボタンの同時押し、高速押しに対応 |
▲ サーチ判定
キャプチャした評価対象機器の画面を、コンピュータで自動判定します。 期待値画像との比較以外にもアイコンなどの形状マッチング、文字列認識(OCR)など多彩な画像判定があります。画像判定だけでなく、操作音などの音声を録音して判定することもできます。
静止画比較 | 小さな文字の「.」と「,」の違いも見分けられます。
1秒間に複数枚の画像比較を行うFPSTLコマンドもあります。 |
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サーチ判定 | アイコンや文字列が表示されているかを確認します。 |
OCR判定 | 画像上の英数字の文字列を自動認識します。 |
▲ 結果画面
Quality Commanderのテスト実行結果はOracleのデータベースに記録されます。 数万項目の膨大なテスト結果からNGが出現した箇所などフォーカスしたい部分に絞り込むフィルタ機能が充実しており、すぐに不具合を再現することができます。 テスト結果はCSVファイルに出力したり、専用のレポート印刷機能も備えています。
テストシナリオ作成をどれだけ効率的に行うかがテスト自動化のポイントともいえます。
Quality Commanderではこのシナリオ作成を簡単にかつ効率的に行うためのツールが充実しています。
▲ シリオエディタ
Quality Commanderの基本的なコマンドはマウスクリックだけで入力できます。 特にボタン操作やタッチパネルの画面操作などは擬似画面上で評価対象機の画像をマウスクリックするだけという感覚的にも操作しやすいインタフェースです。
逆にプログラミングに精通している方が使いやすいように条件分岐、変数、配列などの基本的な制御構造文を備えています。
コマンド | 実行内容 |
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S | 指定したボタンを押下する |
PLOTC | タッチパネル画面上の任意の位置を押す |
MOVE | タッチパネル画面を押したまま移動する |
PIC | 静止画を取得する |
STILL | 静止画を画像判定する |
OCR | 文字列認識を行い認識文字列を返す |
SEARCH | 画像のマッチングでアイコンなどの画像検索を行う |
CALL | 別のシナリオを呼び出す |
IF~ELSE | 条件文を記述し、条件によってシナリオ実行を分岐する |
SET | 変数を定義する(文字列、数値) |
WAIT | 指定した時間待つ |
QC for WindowsではWindows PCのアプリケーションをシナリオから自動制御することができます。
マウス、キーボードの操作を自動化することにより、例えばデジタルオーディオや携帯電話など評価対象機がWindows PCと接続できるような場合に連携試験を自動化することができます。