音声をAI学習の言語モデルを用いて、テキストデータに変換できます。これによりスマートフォンの発着信テストや、カーナビゲーションの音声案内といったテストの幅を広げることができます。28カ国語に対応し、多言語のテストでも利用できます。従来の話し言葉判定とは異なり、期待値の音声ファイルは不要となります。
これまでは、文字列は完全一致や部分一致での判定が可能でした。正規表現により、より柔軟な文字列判定を実施可能となります。音声認識やOCRで取得した文字列で判定を行う際に、文字列の揺らぎを正規表現で吸収することで、シンプルな判定文で判定可能です。
メイン画面のUIデザインを一新しました。特にシナリオ(テストスクリプト)作成の際の利便性向上に注力し、より作りやすく、見やすくなりました。
【主な変更点】
取扱いロボットに、新たに協働ロボットを追加しました。ロボットを囲う筐体が不要となるため、従来のQuality Commanderでは対応できなかった大型の組込み機器に対してもテスト環境を構築することが可能です。ボタン押下やタッチパネル操作だけではなく、貨幣や紙幣の投入、非接触ICカードのタッチ操作といった複雑な操作にも対応します。
USB経由でのAndroid制御機能にて、Android OS 14に正式対応しました。