2.テストシナリオ作成

テスト手順を「テストシナリオ」というスクリプトに記述します。手動テストと自動テストの手順で最も違うのがこのテストシナリオの作成です。ロボットによる機器の操作や自動判定の指示のほか、外部接続したシミュレータの操作などもこのテストシナリオに従って行われます。

機器の操作と自動判定のシナリオを作成

基本的にテストシナリオの内容は、機器の操作と自動判定の繰り返しです。操作した結果表示される画面が期待値と合致するかどうか判定していきます。

1. 機器の操作のシナリオを入力

ロボットに機器を操作させるシナリオは、疑似画面上をマウスでクリックするだけで入力できます。
入力と同時にロボットが動き、実機も操作されます。

2. 画面の表示が正しいかどうか、自動判定するシナリオを入力

PIC/STILLアイコンをクリックすると画像の自動判定シナリオが入力されます。
画像の取得から判定の指示まで、全て自動で入力・操作されます。

シナリオ作成の様子を動画で見る

Quality Commander デモムービー 基本操作編 (1:04)

複雑なシナリオの作成

複雑な条件分岐や変数定義を持つシナリオも、コマンドダイアログを使うことで、マウス操作で簡単に入力することができます。さらに組み合わせ試験生成ツールを使用すれば、短いシナリオを様々に組み合わせて長く複雑なシナリオを作ることができます。

テストシナリオの流用

一度作成したシナリオは一部を変更したり組み合わせを変えたりして、別のテストシナリオに流用することができます。ノウハウの蓄積により、2回目以降のテストでは設定やシナリオ作成にかかる時間は大幅に短縮されます。

テストシナリオ作成機能について詳しくはこちら

機能一覧:テストシナリオ作成

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