製品概要

Quality Commander (クオリティコマンダー) は従来人手で行っていた携帯電話・カーナビ・タッチパネル・デジタル家電などの組込みソフトウェアのテストを自動化するシステムです。
ロボットによる確実な操作とカメラを使った正確な画像判定で、人手で行う操作をそのまま自動化します。 Quality Commanderはテスト担当者の視点に立ったやさしい操作性で、 プログラミング経験のない方でも簡単にテストシナリオが作成できます。
自動評価でテスト作業のムダをなくし、テスト漏れを防ぐことで、「品質向上」「コスト削減」「時間短縮」を実現いたします。

タッチパネルをロボットが自動操作 評価機の動作をキャプチャ テスト結果をデータベースに保存
1 テストシナリオに従い評価対象機器をロボットが自動操作 2 評価対象機器の動作を画像・音声などでキャプチャ 3 自動判定を行い、テスト結果をデータベースに保存

テストの手順について 詳しくはこちら

ロボットが押す 人と同じ操作

ロボットがタッチパネルを操作したりダイアルを掴んで回したり、人と同じ操作を行います。お客様の評価対象機器に合わせて適切なテストシステムを提案いたします。

3軸直交ロボット

可動範囲が広いため、様々なサイズのテスト機器に使用できます。

スカラロボット

評価対象機器を台に置いた状態でボタンを押すタイプです。タッチパネル機器などに使用します。

6軸ロボット

カーナビなど、回転操作の必要がある機器は柔軟な動きが可能な6軸ロボットが適しています。

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見た画面をそのまま カメラで撮影

組込みソフトウェアの検査では、カメラで撮影した画像と信号線出力画像のどちらでも検査をすることができます。
画面出力端子のある機器の場合、信号線出力で画像を取得することができます。ドット単位の非常に高精度な画像判定が可能で、カメラを使用しない分設置スペースも小さくて済みます。
カメラ撮影による画面のキャプチャは、より人の目に近い状態でテストすることになります。携帯電話のように画面出力機能のない機器でも、新たに配線を増やすような改造をせずに、エンドユーザが使う状態そのままでテストすることができます。
カメラによるキャプチャは信号線出力とは違い、画面の色ムラやレンズの歪みが生じます。Quality Commanderではこのような悪条件を高度な画像キャリブレーション技術で補正しています。

表示画面をカメラでキャプチャ

自動判定について 詳しくはこちら

幅広い画像判定・音声判定

キャプチャした評価対象機器の画面を、コンピュータで自動判定します。静止画だけでなく操作音などの音声をラインで録音して判定することもできます。
タッチパネル機器の検査では、画面のどこに表示されるかわからない文字列やアイコンなどを、探し出し、押すといった操作も行えます。

比較して判定:違いがあればNG箇所として表示

自動判定について 詳しくはこちら

タッチパネル機器の操作について 詳しくはこちら