多機能、ライフサイクルの短い製品のソフト開発では、新機種が出るたびに機能が追加され、テスト工数も増加の一途です。しかし一方で、品質を落とさずにコストを削減していかねば市場の競争に勝ち残れません。品質向上とコスト削減のジレンマを解決するには、人海戦術だけでは限界があります。
▲人手とロボットの生産性比較
ロボットによる自動テストの最大の特徴は、ロボットの生産性の高さです。ロボットは休日・夜間の区別なく稼動させることができます。また操作のスピードも人より高く、なにより操作ミスがありません。 特に回数を必要とする安定化試験、テスト項目数の多い複合機能試験では、高い効果が期待できます。
テストを実行しバグの発生を確認したとしても、その発生状況をなかなか再現できないことがあります。
Quality Commanderでは操作ログに不具合発生時の記録が残っているので、ログに従ってもう一度テストシナリオを実行すれば、容易に不具合を再現させることができます。
テストの実行内容はデータベースに保存され、テスト実行時の画面キャプチャー画像の他、音声なども再生して確認することができます。テスト結果はNG判定の箇所だけをフィルタリング表示でき、NG内容の確認も簡単に行えます。
機能一覧:テストデータの結果確認 はこちら
繰り返し作業の多い安定化試験では、テストシナリオさえ作成してしまえば、ロボットは夜間や休日でも自動でテストをすることができます。ロボットの稼働率をあげることで、さらなる経費削減につながります。
定期的にテストを繰り返すリグレッション試験では、テスト手順をシナリオ化することで、テストノウハウを蓄積することができます。 テストシナリオの再利用により、2回目以降のテストにかかる時間を大幅に短縮。その結果テスト要員を減らしコスト削減につながります。
お客様の声
Quality Commanderならログに不具合発生の記録が残っているので、ログに従ってもう一度テストシナリオを実行すれば、容易に不具合を再現させることができます。
一度作ったテストシナリオを再利用することで、2機種目以降はテストシナリオの再作成に費やす時間を削減し、さらに効率的にテストを行うことができます。